採掘溝

築造費 1,300
修復費 520
修復費(廃墟の場合) 1,040
  • 150 鉱業からの利益(工業)
  • -2 1ターン毎の社会秩序(不衛生)
建設物チェーン 【アントニウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), レピドゥス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), オクタウィアヌス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ポンペイウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ローマ, ローマ(ガリア戦記), ローマ(ハンニバル侵攻)】
解説

ローマ共和国、そしてローマ帝国の鉱業には様々な形態がありました。露天掘りの採石場は建築資材、彫像や記念碑のための石材を産出し、坑道を掘られた鉱山では金銀だけでなく、銅、鉛、錫、鉄が採掘されました。ローマの領土が拡大すると、それらの資材、特に金属の需要も増大しました。これは剣や鎧と言った軍用だけでなく、ローマ世界において必要なあらゆるものに金属が欠かせなかったからです。この大きな需要により、水力採掘のような効率的、かつ大規模な採鉱方法が考案されました。これは鉱山の採掘現場に広い貯水池を設け、水門を開けて一気に山腹の土砂を押し流して鉱脈を含む岩盤を露出させる方法でした。坑道技術もより洗練されてアルキメデスの螺旋のような揚水機を用いた排水が行われ、大量の奴隷が投入された鉱山はローマの発展を支えました。