アントニウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス)

ローマ軍団: +1 全州の募兵スロット
唯一の支配者: 他の全ローマ勢力に対する重度の外交ペナルティ(文化的な嫌悪)

解説

カエサルが暗殺された後、ローマの政治権力を握るのは同僚執政官であり、カエサルに従って多くの戦場で活躍したマルクス・アントニウスであると誰もが考えていました。暗殺の首謀者であるブルトゥスとカッシウスは逃亡しましたが、新たな独裁者の誕生を恐れた元老院はオクタウィアヌスを利用してアントニウスを抑えようと考えました。アントニウスはカエサルが相続者として自分でなく無名の少年を指名したことに驚き、また元老院とオクタウィアヌスの結託により自身の立場が揺らぐことに危機感を覚えました。

彼はガリア・キサルピナに移動していたデキムス・ブルトゥスをムティナで包囲しましたが敗北し、元老院によって叛徒として処断される危険に陥りましたが、同じくカエサルの側近であったレピドゥスの協力を得てオクタウィアヌスに対抗し、勢力の均衡を回復させることに成功しました。アントニウス、オクタウィアヌス、レピドゥスは会談によってローマの政治権力を掌握することを合意し、第二次三頭政治体制が確立されました。三者のうち最も大きな権力基盤を獲得したのはアントニウスであり、彼はカエサルの暗殺者たちをフィリッピの戦いで敗滅に追い込みました。

この戦いにはオクタウィアヌスの軍も参加していましたが、決定的な役割を果たしたのはアントニウスと彼の指揮したローマ軍団でした。三頭によってローマの領域を再分配した時、アントニウスは交易と資源によって莫大な富を有する東方の領土を獲得し、名実共にローマで最大の実力者となったのです。アントニウスは究極の目的を果たすために東方の地で力を蓄えています。それはライバルたちを蹴散らし、権力と栄光をただ一人の男へと集めることです!

他の一族

年齢と経験を重ねた家門の有力者たちは指導者を補佐して助言を与えます。

アントニウス家

マルクス・アントニウスはカエサルの生前は有能な将軍であり、死後はローマの混乱を収めるため第二次三頭政治の柱の一人となりました。しかし他の二人、特にオクタウィアヌスの野心のため、アントニウスは行動を起こさざるを得ませんでした。
  • 平民への軽蔑: ラテン文化の存在による社会秩序ペナルティ (最小 -2)
  • ギリシア好き: 全ギリシア勢力との外交におけるボーナス(文化的な好感)
  • 管理者: +3% 収税率