アルメニア

ペルシアの交易遺産: +10% 全商業施設からの利益
偉大なる射手: +25% 全部隊の矢弾数

解説

アルメニアはかつて輝かしい過去を誇った王国であり、その系譜は偉大なる未来を約束しています。アルメニア高地に誕生し、鉄器時代に栄えた古代ウラルトゥ王国はレバント北部に領域を伸張させて、その勢威はアッシリア帝国に匹敵するほどでした。しかしウラルトゥ王国はスキタイの攻撃により弱体化し、メディア王国の征服により滅亡しました。メディアの版図に組み込まれたものの、その後アケメネス朝ペルシアが台頭するとアルメニアはペルシア帝国の総督領となり、ペルシアの名族オロンテス家によって代々の支配を受けました。

ペルシアがアレクサンドロス大王によって滅ぼされると、アルメニアは大王の後継者国家の一つであるセレウコス朝の属国となりました。しかしセレウコス朝の支配下でオロンテス朝の君主たちは国力を着々と蓄え、いつの日にか独立を果たす機会を窺っていたのです。

現在、セレウコス朝は緩慢な崩壊へと向かい、数多くの属国や総督領の統制力を失いつつあります。アルメニアも例外ではなく、世界には新しい可能性と危険が溢れようとしています。それでもアルメニアには地勢的な優位があり、黒海とカスピ海の水運は大きな交易収入をもたらすでしょう。また軍勢はギリシアとペルシアの長所を取り入れており、近隣諸国と比べても優秀な水準を保っています。そして母なるコーカサスはアルメニアの国土を守り、北方の蛮族の侵入を常に阻んでいます。アルメニアの指導者は激動の時代を乗り越え、偉大なる祖先を越えた帝国を築くのです!

他の家系

帝国内の有力な家系は帝国から利益を得て、異なる文化を共有しつつ宮廷において王に仕えています。王家はこれら様々な貴族たちと通婚し、血縁関係を深めて国内を支配するのです。

オロンテス家

アルメニア王国は戦略的に重要な位置に存在し、歴史的に大国の従属と独立の間で常に揺れていました。現在の混乱する状況の中、先行きは不透明です…
  • 内陸地: +10% 海軍部隊の募兵費
  • 文化の架け橋: 全ギリシア勢力と東方勢力の外交における軽度のボーナス(文化的な好感)
  • 誇り高き民: +10% 自勢力の領域で戦う場合の全部隊の士気