オドリュサイ王国(パイレーツ&レイダース)

迅速な行動: +50% 傭兵部隊の維持費
略奪の約束: -50% 傭兵部隊の募兵費

解説

オドリュサイ王国は単なるトラキア部族の連合ではなく、より偉大な存在になろうと望んでいます。最初に王国を統一したのはテレス1世であり、彼はペルシア戦役の終結後、部族間の垣根を越えて彼らの多くを結び付けました。そして彼自身が王となり、オドリュサイ人による王国を樹立したのです。オドリュサイ人の領域は黒海とドナウ川に挟まれた限られた範囲にも拘らず、彼らはトラキアを代表する王国となりました。

オドリュサイ人はアテナイと同盟し、公用語としてギリシア語を巧みに操りました。ギリシアの文化や様式はトラキアにも深く浸透しており、軍においてはトラキアの伝統的な騎兵とギリシア式のホプリタイによるファランクスが連携していました。

現在は道路などの生活基盤や基本的な政治体制が確立され、ギリシアにも負けない文明的な国家建設が進んでいますが、BC3世紀の初めまでは国王による中央集権から有力な豪族が次々と離脱し、王国の領域は当初よりも約三分の一にまで縮小しました。そのような苦難を乗り越え、オドリュサイ王国は周囲の侵略から身を守りつつ今日まで生き延びました。

オドリュサイ王国の宿敵と言えるマケドニアはアレクサンドロス大王死後の混乱から立ち直り、再度世界を支配するために動き始めています。マケドニアは東方と北方の領域を取り戻すために戦争を試みるかも知れず、そうなればオドリュサイも戦いの渦中に叩き込まれるでしょう。ギリシアの有力な都市国家との同盟を再度結んで侵略に対抗しつつ、オドリュサイ自身が大国となる道を探らなければなりません。

他の家系

年齢と経験を重ねた家門の有力者たちは指導者を補佐して助言を与えます。

王の一族

オドリュサイ王国は王家によって統率されたトラキアの諸部族によって構成されています。しかし国王の権力は限定的されており、各部族はそれぞれの自治が許されています。
  • ギリシアの敵意: -20 全ギリシア勢力との外交
  • 襲撃者: +100% 襲撃から得られる収入
  • 死の照準: +2 募兵した投射部隊の経験ランク
開始時の領土
オデッソス
勢力固有の部隊