ネルウィ

戦士の社会: +1 隣接する勢力と交戦する毎の社会秩序
ガリアの馬術: +1 募兵したガリア騎兵の経験ランク

解説

ケルト人とゲルマン人の中間のような存在であるネルウィ族はガリア北部に居住するベルガエ人であり、最も凶猛にして恐れを知らず、その剽悍さは近隣部族に鳴り響いています。紀元前57年のサビス川の戦いではカエサルの軍団を奇襲し、敗北寸前にまで追い詰めました。戦いに参加した60,000人ものネルウィ族の戦士は残り500人になるまで抵抗を止めなかったのです。彼らは勇敢であることを規範の中心とし、その外貌と評判はスパルタ人に似ていました。彼らは全ての贅沢(特に酒類)を忌避し、それらは精神と肉体を弱める物として退けました。その代わりに彼らの起源であるケルト人とゲルマン人の伝統を尊重し、英雄である戦士を崇拝しました。そのため彼らは並外れた武勇と強力な統率力のある人間を王と族長に選んでいました。

ネルウィ族は戦いにおいて個人的な技能と勇敢さに重点を置き、投槍を除いた投射武器と騎兵を用いることは稀でした。それよりも待ち伏せを好み、敵が現れるや否や稲津のように突進して敵に接近戦を挑みました。

キャンペーンの開始時、ネルウィはアトレバテス族やメディオマトリキ族のような近隣部族と強い信頼関係があり、それだけでなく遠くブリタニアに居住するベルガエ人とも連絡網を構築することができます。従って彼らはガリアの中心部へと侵攻しつつ同盟者との結びつきを強化できる絶好の位置にあると言えます。そして彼らの恐るべき戦い振りと技能により、ネルウィ族は南方あるいは東方に領域を拡大する大きな可能性を持ちます。

他の族長

年齢と経験を重ねた部族会議の長老は最も賢い男たちです。そのため彼らは部族の意志の代表者であり、必要に応じて王に助言します。

部族長の家系

世襲の王によって導かれるネルウィ族は勇猛であり、ベルガエ人の中で強力な部族です。
  • 質素なベルガエ: -10% 工業及び商業施設からの利益
  • 待ち伏せ戦術: +10% 待ち伏せが成功する可能性
  • 愛国的勇気: +10% 自勢力と同盟勢力の領域で戦う場合の全部隊の士気
開始時の領土
バガクム
勢力固有の部隊