エジプト(インペラトール・アウグストゥス)
アレクサンドロスの遺産: -20% 他勢力からの侵略に対する抵抗 |
後継者の闘争: +10% ギリシア勢力との戦闘時の全部隊の士気 |
解説
エジプトは3000年の長い歴史を誇っていますが、現在のプトレマイオス王国はBC332年にアレクサンドロス大王がペルシアの支配からエジプトを解放した時から始まっています。アレクサンドロスと彼の死後にエジプトを継承した将軍プトレマイオスは短期間で国内を統一するためにエジプトの伝統を尊重し、その文化に沿う形での統治を選択しました。更にプトレマイオス朝の王は首都アレクサンドリアを文化と学問の中心都市に変えるため、ギリシア世界のあらゆる地域から知識人と芸術家を呼び集めて後援しました。
しかし王家内での長期間に渡る内部抗争と国外からの干渉、そして攻撃により、エジプトは国力を低下させて地中海沿岸諸国への影響力を大きく喪失しました。カエサルは骨肉の争いを続けていた王家内の争いに介入し、エジプトを自己の支配地域とするためにプトレマイオス13世をナイル川の戦いで敗北させて姉であるクレオパトラ7世を女王の座に就けました。カエサルの暗殺後、庇護者を失ったクレオパトラは自身の王位を守るためにあらゆる外交の手段を尽くし、やがて一人の男の心を捕らえることに成功しました。マルクス・アントニウスです。
世界最大の交易都市であるアレクサンドリアと肥沃な穀倉地帯を持つエジプトは地中海で最も豊かな国の一つです。これらの利点を利用し、ローマの政治的混乱を巧みに遊弋することができれば、エジプトは古代王国の栄光をはるかに凌ぐような地位を築き、地中海世界に君臨することも夢ではないでしょう。
他の家系
プトレマイオス朝の貴族階層は、ギリシアの貴族家系とギリシア化された現地エジプトの上流家系が複雑に混淆しています。
プトレマイオス家
アレクサンドロス大王の将軍の一人であったプトレマイオス1世はエジプトを支配する王家の開祖です。プトレマイオス朝の統治の下、エジプトは影響力と富、そして力を有し続けるのです。
- 征服王朝: +25% 異文化の存在による社会秩序ペナルティ
- プトレマイオスの啓蒙: +10% 研究速度
- 海軍の力: +1 募兵したエジプト船の経験ランク