シラクサ

古き遺産: +2 文化の移行
烈しい独立心: +10% 自勢力または同盟勢力の領域で戦う場合の全部隊の白兵戦防御

解説

シラクサは長い独立の歴史を通して様々な戦争を経験しており、何度かは都市を包囲されて危機に陥りながら最終的には勝利を収めました。シラクサを治めたのは実力で支配者の座を勝ち取った僭主たちであり、様々なギリシアの都市国家からシラクサを守り、シチリア全体を影響下に置こうとするカルタゴの野望を阻止し続けました。その戦乱の経験にも拘わらず、シラクサは文化と科学の中心地として古代世界における名声を獲得していました。特に最高の数学者であり発明家であるアルキメデスは生きる伝説であり、シチリアのみならず地中海世界全体で尊崇の対象となっています。また地中海のほぼ中央にあることから、交易の要地として全ギリシア都市の中でも最高の豊かさを誇る町としても知られています。

精力的な統治者であったアガトクレスの死後、シラクサはエペイロスのピュロス王によって実質支配された時期や民主性が試みられた時期がありましたが、現在は僭主ヒエロン2世によって安定した政治が図られ、シラクサの影響力はシチリア全島に及んでいます。シラクサの財力は過去なかったほど充実し、ギリシア世界における都市の名声は最高潮に達しようとしていますが、長年続くカルタゴとの軋轢は解消されていないままです。もしも再び戦争が始まったなら、またしてもシチリアが焦点の一つとなることに疑いはありません。その時シラクサは難しい選択を迫られるでしょう。ローマとの同盟を堅持すべきでしょうか。それとも自らの運命を拓く機会を捜すべきでしょうか?

他の家系

彼らはシラクサの有力市民から選ばれ、相談役として僭主に仕えました。また行政議会を構成する議員としての職務も担っていました。

デイノメネス家

シラクサはコリントスからの植民者によって建設された都市ですが、短期間の民主政や寡頭政を除き、僭主と呼ばれた君主が統治していました。
  • 先進的な文化: +20% 文化からの利益
  • 権力闘争: +10% 領有する州の汚職
  • アルキメデスの発明: +10% 研究速度
開始時の領土
シラクサ
勢力固有の部隊