オデイオン
築造費 | 3,300 |
修復費 | 1,320 |
修復費(廃墟の場合) | 2,640 |
- 130 娯楽からの利益(文化)
- +10 1ターン毎の社会秩序
- -4 食糧
解説
オデイオンは音楽の演奏や小作品の演劇に適した、小さいけれども居心地の良い劇場です。オデイオンというギリシア語が「歌う場所」を意味するように、この劇場は演劇や演奏において優れた音響効果を有していました。ギリシアでは詩人が争って作品を書き、『イーリアス』や『オデュッセウス』のような古代の傑作が観客の前で歌われました。史料に残っている最古のオデイオンはBC600年頃にスパルタの都市スキアスで建築されました。AD161年には、アテナイの大富豪であったヘロデス・アッティコスが最も大規模で壮麗なオデイオンを作るために私財を投じています。通常ギリシアの劇場には屋根がありませんが、ヘロデス・アッティコスのオデイオンにはレバノン杉で葺かれた屋根が存在しました。舞台や客席の床には大理石が用いられており、アクロポリスの南側に現在もその姿を留めています。