大図書館
築造費 | 11,800 |
修復費 | 4,720 |
修復費(廃墟の場合) | 9,440 |
- +2 1ターン毎の自派の派閥の影響力
- 300 学問からの利益(文化)
- +36% 研究速度
- -8 食糧
解説
古代世界で最も有名な大図書館はBC288年、ファレロンのデメトリオスによるアレクサンドリアのムセイオンの一部として建設されました。原型はアテナイの図書館に基づいており、ギリシアのありとあらゆる文書を収納しました。そして人種に拘わらず、医師、詩人、技術者、哲学者など全ての人々に公開したのです。アリストテレスの弟子であったアレクサンドロス3世は一つの建物に世界のあらゆる知識を集めることを考えていました。そして彼の展望の通り、大図書館には70万巻もの巻物が保管されました。大図書館では医学や科学などの学術的な研究が進められ、旧約聖書のギリシア語版も、最初の星図もここで作製されました。コペルニクスの2000年も前に太陽が天体の中心であることを唱えたアリスタルコスもアレクサンドリア大図書館で研究を行っています。大図書館はユリウス・カエサルとプトレマイオス13世の争いの際に一度消失しましたが、その後のローマ支配の時代に再建されました。しかし5世紀にキリスト教徒によって異教排斥の名の下に破壊され、大図書館の貴重な知識の多くが失われました。