訓練場

築造費 500
修復費 200
修復費(廃墟の場合) 400
  • +1 地上軍の募兵可能数
建設物チェーン 【アテナイ, バクトリア, カルタゴ, カルタゴ(ハンニバル侵攻), キンメリア(黒海沿岸植民市パック), コルキス(黒海沿岸植民市パック), エジプト, エジプト(インペラトール・アウグストゥス), エペイロス, マケドニア, マッシリア(黒海沿岸植民市パック), ペルガモン(黒海沿岸植民市パック), ポントス, セレウコス朝, スパルタ, シラクサ, シラクサ(ハンニバル侵攻)】
解説

戦争が高度になると戦術には組織化が求められ、訓練は軍の規律と秩序を教え込むことが優先されるようになりました。当時最強を誇ったのはホプリタイで形成したファランクス(密集歩兵隊形)で、兵士たちはホプロンを互いに重ね合わせ、槍を突き出して壁を作り一体となって前進するよう鍛錬を受けました。通常ファランクスは10列程度の縦深があり、その重さが集団全体の突破力を生みました。ギリシアの軍隊は伝統的な戦術としてファランクスを使用し、訓練されていない蛮族などの敵はこれに対抗する手段がありませんでした。やがてファランクスの縦深や横隊の列も増え、集団そのものが巨大化しました。ファランクスは前面は強力ですが側面や後背は無防備に近く、敵に背後に回り込まれることは避けねばなりませんでした。そのために騎兵や散兵の運用が重要となり、戦術も変化することになります。他にファランクスは平坦な土地でないと形成できないという弱点もあり、起伏の多い土地では効果がありませんでした。