野外演習場

築造費 600
修復費 240
修復費(廃墟の場合) 480
  • +1 地上軍の募兵可能数
  • +5% 募兵した近接歩兵の白兵戦攻撃
  • -1 食糧
建設物チェーン 【アテナイ, バクトリア, カルタゴ, カルタゴ(ハンニバル侵攻), キンメリア(黒海沿岸植民市パック), コルキス(黒海沿岸植民市パック), エジプト, エジプト(インペラトール・アウグストゥス), エペイロス, マケドニア, マッシリア(黒海沿岸植民市パック), ペルガモン(黒海沿岸植民市パック), ポントス, セレウコス朝, スパルタ, シラクサ, シラクサ(ハンニバル侵攻)】
解説

ギリシアの都市国家では全市民が軍役を果たすことになっており、都市内には当たり前のように兵士のための訓練場が設けてありました。これらの演習場やストラトペドン(軍の宿営地)はあらゆる兵士に訓練を施し、戦いの準備をさせたのです。そこでは上官の命令に従い、隊形を組み、一体となって行動し、自分自身と僚友を守りながら戦うことを教えられたのです。訓練の実際は都市国家によって異なり、スパルタでは幼少の頃から全ての時間を鍛錬に捧げ、生産活動は奴隷やスパルタ人以外の自由民に任せることによって最強の軍を養成しました。アテナイでは18歳になると二年間の軍事教練を受けることが定められており、そこでは武器の使い方や攻撃と防御のための技術だけでなく、戦術や攻城術などの上級士官が知るべきような知識まで与えられました。これはアテナイの将軍が王からの任命でなく民会の選挙によって選ばれる職であったからです。