神殿
築造費 | 2,200 |
修復費 | 880 |
修復費(廃墟の場合) | 1,760 |
- 90 学問からの利益(文化)
- +12 1ターン毎の社会秩序
- -4 食糧
解説
古代世界の神殿は、神々の威厳を明らかにしようとする意図によって建立されました。黎明期のギリシアの神殿はごく質朴な建設物で、日干し煉瓦と木材を使って建てられた単純な小屋のようなものに過ぎませんでした。BC6世紀には資材として大理石や石灰岩が使われるようになり、有名なイオニア様式のような洗練された建築技術が確立されました。アテナイのエレクテイオン神殿はこの様式の典型的な建設物の一つであり、現代でもその姿を見ることができます。建築された当時の神殿は白一色ではなく、赤や青、黒などの顔料で着色された非常に鮮やかな外観だったことが明らかになっています。神殿の内部には祭祀する神の像が安置され、世界の七不思議の一つであるオリュンピアのゼウス像の全高は12mに達し、それを見上げた者は誰もが大いなる神の威光を感じました。