グラエコスタディウム
築造費 | 11,500 |
修復費 | 4,600 |
修復費(廃墟の場合) | 9,200 |
- +20% 農業からの利益
- +20% 工業からの利益
- 奴隷数の減少の緩和
- +50% 奴隷によって得られる利益
- 250 地域の商業からの利益
- -8 1ターン毎の社会秩序(不衛生)
解説
ローマ帝国の最盛期にはイタリアに600万もの人口がありましたが、そのうち約四分の一は奴隷でした。ローマの社会活動は奴隷によって支えられていたのです。特に肉体労働において奴隷の占める割合は大きく、採石業、鉱業、建設業など殆どの分野で奴隷たちが働いたため、奴隷売買は社会にとって必要不可欠でした。奴隷制は大きなビジネスであり、犯罪者、戦争捕虜、そして故郷の土地で捕えられた蛮族などが売られました。そしていったん奴隷となった人間からは権利と自由が失われたのです。最大の奴隷市場はグラエコスタディウム(ギリシア競技場)に開かれ、当初はギリシア人の虜囚を主に売買していました。後には遠いブリタニア、エジプト、カルタゴ、パルティアから召使い、農園奴隷、石切り工、剣闘士、娼妓などが売買され、エキゾチックな土地の出身であれば価格も割増されました。