円形闘技場
築造費 | 1,400 |
修復費 | 560 |
修復費(廃墟の場合) | 1,120 |
- 60 娯楽からの利益(文化)
- +5 1ターン毎の社会秩序
- -1 食糧
解説
アンフィテアトルム(円形闘技場)というラテン語は、「周囲に観客席がある劇場」を意味します。原型はギリシアの円形劇場であり、ローマ人は野外での娯楽施設としてこれを使用しました。宗教的な祭儀のために使われることもあったものの、闘技場は剣闘士試合の開催のための施設であり、限られた客席に座ることができたのは裕福な階層の人間が殆どでした。流血の試合はローマ人にとって主要な娯楽となったのです。シリアからブリタニアまでの広大な帝国各地には円形闘技場があり、ローマのコロッセウムのような巨大な施設から木造の小さな闘技場まで規模は様々でした。ここでは観客は剣闘士が血刀を振るって死力を尽くしている光景を楽しみ、彼らの闘志や勇気を目の当たりにしました。円形闘技場は市民の不満を抑えるためにも重要で、しばしばローマ皇帝は自らがスポンサーとなって剣闘士試合を開催し、人々を無料で招待して支持を獲得したのです。