地下倉庫
築造費 | 2,500 |
修復費 | 1,000 |
修復費(廃墟の場合) | 2,000 |
- +20% 地上軍の補充速度
- 160 生活必需品の生産による利益
- 4 食糧
- -4 1ターン毎の社会秩序(不衛生)
解説
冬季または敵に包囲された時のための食糧貯蔵はごく常識的な備蓄の一つでした。ガリア、ゲルマニア、ブリタニアの部族の人々は収穫が見込めない時期にも餓死者を出さないため、食糧を保存する多くの方法を知っていました。その中でも一般的だったのは地面に深い穴を掘り、そこに穀物などを蓄えておくことでした。類似した貯蔵穴はヨーロッパの各地で発見されており、そこに残っていた食糧から考古学者は古代の人間の食生活を知りました。更に技術が進むと、イギリスのコーンウォール地方に多く見られるフーグのように地下に保存用の倉庫が設けられました。多くのフーグは石組みの床と壁、そして木材で天井を覆っていますが、カーン・エニィ遺跡のフーグのように部屋全体が石で組まれた地下倉庫も存在します。コーンウォールで最大のヘリギン・フーグは、地下を65mもの長さのトンネルが走る複数の貯蔵室になっていました。