聖なる森
築造費 | 1,300 |
修復費 | 520 |
修復費(廃墟の場合) | 1,040 |
- +3 ラテン文化の影響力
- +4 1ターン毎の社会秩序
解説
ラテン語で「ルクス」とは単なる木の集まりではなく、神聖な木立を意味しています。ローマのルクスとは黒々と生い茂った自然の森というよりも森林のある公園のような空間であり、そこは神々への礼拝や祈祷、瞑想のために使われる特別な場所でした。そのような場所は神殿のない聖域であり、人間と自然を結び付けるものでした。そこで神官により木立ちは清められ、死者や神々のために植樹が為されました。アウグストゥスは二人の孫を相次いで亡くしたとき、彼らを悼んで木を植えています。ローマの領域にはルクスが至る所にあり、そこで宗教行事や祭儀が執り行われました。ローマ市内にはウェスタの神聖なオーク樹の森がありましたが、AD64年のローマ大火により全てが消失してしまったと記録されています。