防火番
築造費 | 1,900 |
修復費 | 760 |
修復費(廃墟の場合) | 1,520 |
- +4 全エージェントの行動に対する保安(能力値ボーナス)
- +10% 農業からの利益
- +2 1ターン毎の発展度
- +2 1ターン毎の社会秩序(衛生)
- -3 食糧
解説
貯水設備はローマ人の生活において基本的な、しかし重要な施設です。増大する人口は水の恒常的な供給を必要としました。そして一時的な水不足や火災に備え、町の各所に水槽を備え付ける知恵を人々は持っていました。火災は古代世界で最も身近な脅威であり、ローマも何度か火災に見舞われて多くの人間が財産や命を失いました。都市では火災を未然に防ぎ、あるいは小火の段階で消火するために防火番が組織され、ウィギレス・ウルバニと呼ばれたローマの消防隊は夜間の治安維持と防火のために活躍しました。しかし常に彼らが成功したわけではなく、AD64年に発生したローマ大火では鎮火まで六日間を要し、ローマの大半が灰燼に帰しました。それでも彼らは身を挺して消防に従事し、市民から大きな尊敬を受けていました。