中隊兵舎

築造費 1,500
修復費 600
修復費(廃墟の場合) 1,200
  • -1 食糧
建設物チェーン 【アントニウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), レピドゥス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), オクタウィアヌス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ポンペイウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ローマ, ローマ(ガリア戦記), ローマ(ハンニバル侵攻)】
解説

ローマ軍の偉大さは厳しい訓練と優れた戦術、そして兵士たちの敢闘精神にありました。BC315年の第二次サムニウム戦争以前、ローマ軍はギリシア式のファランクス部隊として戦っていました。ローマ軍はサムニウム人の本拠である山岳地で苦戦し、サムニウムの戦法に対抗するためにより機動的なマニプルス(中隊)での部隊編成を採用しました。ファランクスに代わり、マニプルスは三種の歩兵により構成されました。それは若い市民から成るハスタティ、主力であり中段に位置するプリンキペス、そして経験あるものの年嵩の兵士である最後列のトリアリイです。ローマの内政的理由により軍制が改革されるまで、この戦術システムは非常に良く機能しました。マリウスはこの制度を根底から変え、ローマ軍は三種の兵士を廃止して職業兵士である軍団兵で統一されました。戦術単位もマニプルスからコホルト(大隊)へと移行しましたが、しかしローマ軍の強さそのものは変革後でも変わりなく、既知の世界を征服し続けました。