郷村(戸外なめし革製造)
築造費 | 1,400 |
修復費 | 560 |
修復費(廃墟の場合) | 1,120 |
- 150 製造からの利益(工業)
- +2 1ターン毎の発展度
- +1 1ターン毎の社会秩序
- -1 食糧
- 80 皮革
解説
人間が動物を罠で捕え、殺すことが可能になったはるか昔から、人々は動物の皮を身にまとっていました。あるいは保温のため、あるいは装飾のためですが、考古学的には旧石器時代の遺跡からいくつもの証拠が発見されています。人間が家畜を飼うようになると皮は簡単に入手できるようになり、使用量も格段に増加しました。皮を柔らかく長持ちせさるようにするためのなめし技術はエジプト人によって開発されたものと言われています。木の皮から採取したタンニンや動物の脳漿など、不快な物質が皮なめしのために使われました。皮なめしは有害な物質と強烈な悪臭を伴うため、通常は郊外に作業所が作られました。生産される皮革は高額な商品となり、不快さを補って余りあるものでした。古代においても、革袋、バッグ、小舟、防具、サンダル、靴、刀剣の鞘、馬具などあらゆる物品に使用されたのです。