ウィラ

築造費 700
修復費 280
修復費(廃墟の場合) 560
  • 40 耕作からの利益(農業)
  • 4 食糧
建設物チェーン 【アントニウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), レピドゥス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), オクタウィアヌス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ポンペイウス領ローマ(インペラトール・アウグストゥス), ローマ, ローマ(ガリア戦記), ローマ(ハンニバル侵攻)】
解説

ローマ世界において土地は基本的な財産でした。富裕階層は特に土地の価値を重視しており、農地を買収して奴隷に耕作させ、大規模な農園事業を運営しました。ローマの郊外で農地は拡大し、地主は農園の付近に別荘を建て、その光景と収穫から得られる利益を享受したのです。しかしこれらのウィラ・ルスティカ(別荘付きの農園)はそもそも働き手を失った農家や借金で土地を手放さざるを得なかった者たちの土地であり、さらにローマの支配領域が拡大するとラティフンディウムが形成されて貴族たちは大土地経営に乗り出しました。これらの農地は大きな社会問題となり、ローマの政治危機の発端となりました。