タニトの祠堂
築造費 | 1,400 |
修復費 | 560 |
修復費(廃墟の場合) | 1,120 |
- 布告「パンとゲーム」 +5% 農業施設からの利益
- +5% 文化からの利益
- +3 フェニキア文化の影響力
- +2% 研究速度
- +3 1ターン毎の社会秩序
- -1 食糧
解説
豊穣と戦争を司る大母神タニトはバアル・ハンモンの妻であり、彼と並んでフェニキア人に最も崇拝された神でした。古代ウガリット神話には腰まで人間の血に浸かるほど多くの人間を殺し、死者の首を腰に結んだ女神アナトが登場しますが、この女神がタニトの原型となったものと考えられています。カルタゴはタニトを守護女神としており、人身御供の儀式により多くの人間がタニトに捧げられたと古くから伝えられていました。現在のチェニジア北東部で発掘されたケルクアン遺跡はかつてのカルタゴの都市であり、第一次ポエニ戦争の際に放棄されたと考えられていますが、この遺跡にタニトの聖域が残されています。祭壇の周囲には柱列が並び、中庭にはモザイク画が今もはっきりと見ることができます。それはタニトの象徴的な図像であり、円と水平線と三角で表されていました。