メルカルトの祠堂
築造費 | 1,300 |
修復費 | 520 |
修復費(廃墟の場合) | 1,040 |
- +5% 工業施設からの利益
- +5% 全商業からの利益
- +2 フェニキア文化の影響力
- +2 1ターン毎の社会秩序
- -1 食糧
解説
メルカルトの信仰はフェニキア人の首都であったティルスから植民者と共に広がりました。フェニキア人の活動範囲は地中海を越えて大西洋に至るほどで、フェニキアから遠く離れたスペインのガデス(現在のカディス)にもメルカルトの神殿が築かれていました。ティルスがアレクサンドロス大王に敗北して繁栄を失った後も、メルカルトは航海を守護する神であったことからカルタゴ人に熱心に信仰されました。商人は取引や売買の際にはメルカルトの名を唱え、誠実な交渉を互いに誓いました。リウィウスによるとハンニバルはイタリアへ侵入する前にガデスのメルカルト神殿を参拝して成功を祈願しました。またメルカルトはヘラクレスと同一視されることがあり、ギリシア人からも礼拝を受けました。