アスタルテの神殿
築造費 | 3,000 |
修復費 | 1,200 |
修復費(廃墟の場合) | 2,400 |
- 布告「高邁な貢献」 -20% 建設物の改築費
- +10% 農業からの利益
- +4 フェニキア文化の影響力
- +8 1ターン毎の社会秩序
- -4 食糧
解説
アスタルテは多くの側面を持つ女神であり、血を好む戦争の神であると同時に性愛を司っていたため、兵士と恋人たちの両方に崇拝されていました。彼女は一般的に円の中の星によって象徴され、これは宵の明星、即ち金星を表すとされています。最も有名なアスタルテの彫像はスペインのガレラで発見された「ガレラの貴女」と呼ばれる雪花石膏の像で、現在はマドリードの国立考古学博物館に収蔵されています。この神像は両手に鉢を抱えて玉座に座り、両脇にスフィンクスを従えています。像の頭頂部の穴にワインを注ぐと、内部の空洞から胸の穴を通じて鉢にワインが注がれる仕組みになっており、この像を通したワインは神聖な力を持つと考えられていました。アスタルテはメソポタミアのイシュタルと起源を同じくする古い女神として、ギリシアやローマではアフロディテやウェヌスと同一視されることがありました。