ゴヴニュの森
築造費 | 1,400 |
修復費 | 560 |
修復費(廃墟の場合) | 1,120 |
- 布告「商業の振興」 +5% 工業施設からの利益
- +5% 工業からの利益
- +2 ケルト文化の影響力
- 60 娯楽からの利益(文化)
- +2 1ターン毎の社会秩序
- -1 食糧
解説
ゴヴニュは鍛冶を司る神であり、ケルトの神々の中でも特に重要視されています。鍛冶師は火と金属を操る彼らの仕事のために一種の魔術的な力を持っているとして尊敬を受けており、彼らの守護神であるゴヴニュもまた高い地位にありました。ゴヴニュは多くの場合、槌とヤットコを持った髭のある男の姿で表され、ベルト付きの短衣を着て頭には円錐型の帽子を被っています。ゴヴニュに関する遺物としては1980年代にスイスのベルンで発見された亜鉛製の銘板があり、そこにはギリシア文字を使ったガリア語でゴヴニュの名が刻まれていました。ヨーロッパに金属亜鉛の精製法が伝わったのは16世紀以降であると当時は考えられており、この銘板は贋作であると見なされていました。しかしこの銘板の亜鉛の組成を分析したところ近代以降の亜鉛とは異なり、ローマ時代のガリアにおいて製作されたものと判明したのです。