ゲベレイジスの聖域
築造費 | 5,600 |
修復費 | 2,240 |
修復費(廃墟の場合) | 4,480 |
- 布告「拠出金の徴集」 +6 税による社会秩序
- +5 バルカン文化の影響力
- +16 1ターン毎の社会秩序
- -8 食糧
解説
ゲタイの神であるゲベレイジスについて分かっていることは僅かです。この神は稲妻と嵐を伴って現れるとされたため、天空を支配する神であったと思われます。トラキアを含むゲタイはギリシア本土と地理的に近く、多くの文化的伝播があったことが知られています。神々への信仰はその代表的な例で、ゲタイからギリシアへ、またギリシアからゲタイへと影響を相互に及ぼしました。ギリシアの歴史家ヘロドトスはゲタイのゲベレイジスとザルモクシスを同一の神とし、さらにトラキア人はジベルトゥルドスをこれらと同じ神であると考えていると述べています。現在にまで残っているゲベレイジスの神像は多くが顎髭を生やした容姿端麗な男の姿で表されています。天空に対する崇拝はケルト人やゲルマン人、ギリシアなどに共通する点が多く、人間に恵みを与えることもあれば滅ぼすこともある天候の多面性を反映しています。