水道
築造費 | 900 |
修復費 | 360 |
修復費(廃墟の場合) | 720 |
- +2 1ターン毎の発展度
- +2 1ターン毎の社会秩序(衛生)
解説
遠く隔たった山や湖などの水源から都市に向けて延々と伸ばされた水道は、ローマの遺した最も輝かしい業績の一つです。その壮大さは今日の技術でさえ再現は困難とされるほどであり、ローマ市内に限っても総延長400kmもの水道が公衆浴場、噴水、公共施設の便所、個人の邸宅に水を供給するために敷設されていました。水は農業はもちろん工業などの他の産業にも必要不可欠な資源であり、ローマに運ばれた一日当たりの水量は100万立方メートルに達したと推定されています。ローマ水道と言うと多くの人は水道橋をイメージしますが、大部分の水道は地下に埋設されていました。最大の水道はマルキア水道で、長さが約144km、一日当たり1億8200万リットルの水を送る能力がありました。AD226年にアレクサンドリナ水道が完成するとローマ市内へ水を供給する水道は11本となり、住民一人に一日当たり1400リットルの水を運びました。これは現代の平均的な先進国の都市に供給される一人当たりの水量をはるかに超えています。