織工
築造費 | 2,600 |
修復費 | 1,040 |
修復費(廃墟の場合) | 2,080 |
- 175 畜産からの利益(農業)
- 7 食糧
- -3 1ターン毎の社会秩序(不衛生)
解説
ヒツジはBC7000年前から家畜化されたと考えられており、現在も家畜としては最も多く人類に飼育されています。ヒツジはステップなどの厳しい気候でも生きることができ、古代から人間のために役立つ動物でした。遊牧民はヒツジの群れを連れて広大な地域を移動し、この家畜から食肉、羊毛、羊乳という三つの重要な糧を得ていました。食肉は遊牧民たちの貴重なカロリー摂取源となり、羊乳はそのまま飲むかチーズやヨーグルトに加工されました。そして羊毛によって衣服や毛布、ユルトなど多くの毛織物が作られました。遊牧民にとって家畜は「生きている財産」であり、特にヒツジは身を守る手段を持たないため、オオカミあるいは他の人間からヒツジたちを守るべく遊牧民は懸命にならざるを得ませんでした。彼らは家畜と共に移動を繰り返していたため、手工業には無縁な人間たちだと思われていますが、実は織物から鉄器に至るまでの様々な加工技術を有しており、文明国の人間が作る物品と遜色はありませんでした。