囲い地
築造費 | 900 |
修復費 | 360 |
修復費(廃墟の場合) | 720 |
- 40 耕作からの利益(農業)
- 4 食糧
解説
農民はしばしば自分たちの農場を柵で囲い、ヒツジやヤギなどの家畜、あるいは家禽の群れを管理しました。土手を盛り上げて垣根を設けた土地は侵入者を妨害し、またオオカミなどの害獣による農場への侵入を防ぎました。ケルトの農民は家畜を非常に大切にしており、泥棒や外敵から守るために夜になれば家の中にヒツジなどを入れるほどでした。また冬季の寒さを凌ぐために家畜の体温を利用するという実際的な目的もありました。ケルト人社会が進歩して人口が増大すると、ヨーロッパの各地に防備を固めた城砦市が出現しました。これらの集住地の多くは市内に家畜のための特別な区画が用意してありました。戦時になれば家畜は丘砦の内外で飼われ、包囲された場合に備えて肉や羊乳を供給するために役立ちました。