カベイリの聖域
築造費 | 4,600 |
修復費 | 1,840 |
修復費(廃墟の場合) | 3,680 |
- 布告「商業の振興」 +15% 工業施設からの利益
- +20% 工業からの利益
- +2 バルカン文化の影響力
- 240 娯楽からの利益(文化)
- +2 1ターン毎の社会秩序
- -8 食糧
解説
カベイリとは一柱の神の名ではなく、複数のダイモーン(精霊)もしくは神的な霊たちを指します。カベイリの崇拝は古くから存在していたと思われますが、祭儀はサモトラケ島とレムノス島でしか行われず、しかもその内容は入信者しか知り得なかったために多くの謎に包まれています。一般にはカベイリはギリシアの火と鍛冶の神であるヘファイストスと関連があるとされます。あるいはカベイリはヘファイストスの子供であり、レムノス島にある鍛冶場で父親を援けているという説もあります。しかし別の説ではギリシアに伝播する前はトラキアで信奉された神々であり、航海の安全と水夫の庇護を担っていました。船乗りが危機に直面したとき、カベイリに援助を求めるという風習がそのことを裏付けています。アイスキュロスの書いた悲劇『カベイロイ』は多くが散逸していますが、この精霊たちがアルゴナウタイを饗宴に誘い、彼らを酒で楽しませている場面が断片的に残っています。