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ジベルトゥルドスの祠堂
築造費 | 2,700 |
修復費 | 1,080 |
修復費(廃墟の場合) | 2,160 |
- 布告「拠出金の徴集」 +3 税による社会秩序
- +4 バルカン文化の影響力
- +8 1ターン毎の社会秩序
- -4 食糧
解説
ジベルトゥルドスについては多くのことは分かっていませんが、嵐を司るトラキアの神であり、稲妻や雷光を地上に送っていました。トラキアの神々の多くはギリシアの諸神と類似していますが、ジベルトゥルドスは神々の王であり雷霆を武器とするゼウスの最も猛々しい一面を切り取ったようにも見えます。またケルトの雷神であるタラニスとは語源的に関連する点があります。原ケルト人は雷を「トラノス」と呼んでおり、これがヨーロッパの各地に伝わって雷を意味する多くの言葉となりました。ゲルマン神話における雷神ドナール(トール)もこの一例です。トラキアでは「トゥルド」という言葉となって伝わり、同じような雷神としての神格を形成したと考えられるのです。あるいは当初はサバジオスと同じく英雄神として崇められていた神が雷神と同一視されたのかもしれません。