タビティの聖域
築造費 | 4,600 |
修復費 | 1,840 |
修復費(廃墟の場合) | 3,680 |
- 布告「商業の振興」 +15% 工業施設からの利益
- +20% 工業からの利益
- +2 遊牧民文化の影響力
- 240 娯楽からの利益(文化)
- +2 1ターン毎の社会秩序
- -8 食糧
解説
他の遊牧民部族と同じく、スキタイ人は氏族もしくは一族の血縁関係を重視し、家庭の中心である炉に対して非常に敬意を払っていました。この思想の顕れとして、彼らは炉の女神であるタビティをあらゆる神々の中で最も崇拝しました。ギリシアの歴史家ヘロドトスは著書の中でスキタイ人の信仰について触れ、スキタイの神々をギリシアの神々と比定していますが、タビティについてはヘスティア女神と同一視しています。彼によればタビティはあらゆる動物を保護する女神でもあり、生贄には多くの家畜が捧げられました。それは牛と馬、ヒツジ、ヤギですが、ブタは例外でした。スキタイ人に限らず遊牧民族はブタを不浄な動物であると考えていたため、家畜として飼うことも生贄に使用することもありませんでした。彼らが最上の生贄と考えていたのは馬であり、神々に馬を捧げることは最高の貢献であると見なされました。