バンドゥアの祠堂
築造費 | 1,400 |
修復費 | 560 |
修復費(廃墟の場合) | 1,120 |
- 布告「商業の振興」 +10% 商業施設からの利益
- +10% 地域の商業からの利益
- +2 イベリア文化の影響力
- 100 娯楽からの利益(文化)
- +4 1ターン毎の社会秩序
- -4 食糧
解説
バンドゥアの名は締結する、もしくは束縛するという意味の現地語に関係しているとされています。考古学的な史料はほとんど発見されていないものの、バンドゥアは取引と誓約を司る女神としてイベリア人に信仰されていたと考えられています。最初は特定の部族のみが崇拝していたようですが、部族間の交流により半島の広い地域で信奉されるようになりました。現在のスペインやポルトガルに女神の名に由来すると思われる湖や泉があるため、バンドゥアは水とも関連があると思われます。また部族間の抗争を終わらて和平を結ぶときにバンドゥアを介して誓約を行ったため、それを記念して砦や城市に女神の名が冠せられることがありました。ナビアと同じくバンドゥアは男性性と女性性の二面を持ち、もともと違う神だったものが習合された可能性があります。このような例は同時代のケルトの神々にも類型があり、イベリアの文化と濃い関連があったことを窺わせます。