徴集長槍兵
募兵費 | 450 | |
維持費 | 90 | |
白兵戦攻撃 | 30 | |
武器ダメージ | 20 | |
突撃ボーナス | 4 | |
白兵戦防御 | 15 | |
防具 | 60 | |
耐久力 | 45 | |
基本士気 | 35 |
解説
時代や洋の東西を問わず、兵士となって戦場で戦う人間の多くはもともと一般市民だった者たちです。ギリシアの都市国家の重装歩兵となったのは市民権を持つギリシア人であり、兵役は彼らの義務であると同時に権利でした。職業的な傭兵と比較すれば召集された市民兵は技術では敵いませんが、圧倒的な数を揃えることにより質に対抗しようと試みることがしばしばありました。サリッサなどの長い槍を構え、穂先を並べて恐るべき壁を形成すれば、錬度の低い徴集部隊でも重要な戦力となったのです。軍務が市民の義務だった頃、武器や防具などの装備類は兵士自身で用意するのが原則でした。しかしローマでは軍制改革により軍務が志願制へと変わり、兵士の装備も官給されるようになりました。その結果、兵士は忠誠の対象をローマという国ではなく、自分たちを率いる将軍へと向けました。