投槍兵
募兵費 | 220 | |
維持費 | 60 | |
投射武器ダメージ | 29 | |
射程距離 | 80 | |
毎分の射撃数 | 7 | |
矢弾の所時数 | 7 | |
白兵戦攻撃 | 8 | |
武器ダメージ | 24 | |
突撃ボーナス | 3 | |
白兵戦防御 | 37 | |
防具 | 15 | |
耐久力 | 45 | |
基本士気 | 25 |
アビリティ
長所と短所
- 短い射程
- 高い射撃速度
- 非常に大きなダメージと高い徹甲力
- 非常に弱い白兵戦闘
- 非常に低い士気
解説
投槍は人間が持った最も古い武器の一つです。古代ギリシアのアコンティスタイは投槍を装備した最初期の兵士の例であり、彼らはプシロイと呼ばれた散兵が投槍を装備してその名で呼ばれました。軽装で身軽な彼らは敵のホプリタイに投槍を浴びせるとあっという間に退却し、さんざんに悩ませたのです。こういった戦術は軽装兵が重装歩兵を相手にした場合の常套手段であり、彼らは敵の手が届かない距離からのみ攻撃を続けました。強力な打撃にはならなくとも非常に効果的な嫌がらせであり、BC391年のレカエウムの戦いでは、スパルタ軍は騎兵や散兵を持っていなかったために接近戦を避けたアテナイ軍の投槍に大損害を被りました。年月の経過とともに、トラキアやギリシアのペルタスタイ、ローマのウェリテスのように盾を持った軽装兵も出現しましたが、ギリシアのトゥレオフォロイの登場やローマにおけるマリウスの軍事改革によって、散兵そのものが次第に廃れていきました。しかし投槍を使う戦士はなお多く、古代においては多くの軍でその役割を果たし続けました。