支援軍エジプト歩兵
募兵費 | 200 | |
維持費 | 60 | |
白兵戦攻撃 | 16 | |
武器ダメージ | 24 | |
対歩兵ボーナス | 2 | |
突撃ボーナス | 8 | |
白兵戦防御 | 41 | |
防具 | 55 | |
耐久力 | 45 | |
基本士気 | 30 |
解説
プトレマイオス軍の主力はギリシア系住民によるファランクス部隊ですが、現地のエジプト系の兵士はそれを支援する任務を与えられました。エジプト人は勇敢で誇り高い戦士であり、ペルタスタイや散兵、高低の激しい地形で展開する軽歩兵など多くの役割を果たしました。プトレマイオス朝はマケドニア人による征服王朝であり、プトレマイオス1世がエジプトを支配するにあたっての最大の不安は現地の民であるエジプト人の反乱でした。そのため彼はエジプトの信仰的な基盤を利用して自らファラオとなり、王権を確立して綿々と続くエジプトの伝統を継承したのです。しかしプトレマイオス朝の政治及び軍事はギリシア人に独占され、エジプト人が被支配下となる構造は変わりませんでした。BC217年のラフィアの戦いで、セレウコス朝に勝利するためにプトレマイオス4世は3万人ものエジプト兵を召集しました。反乱が心配されましたが、エジプト人は見事司令官の信頼に応え、それ以降はエジプト人もプトレマイオス軍の一部となって様々な戦場で働くことを認められました。