白兵二段櫂船, 支援軍斧戦士
募兵費 | 380 | |
維持費 | 76 | |
船体強度 | 501 | |
船速 | 6 | |
白兵戦攻撃 | 35 | |
武器ダメージ | 26 | |
白兵戦防御 | 50 | |
防具 | 65 | |
耐久力 | 55 |
アビリティ
長所と短所
- 非常に脆弱な船体
- 非常に軽装備の搭乗員
- 高い船速
- 低い衝角突撃能力
- 高い接舷移乗能力
- 平均的な攻撃
- 貧弱な防御
- 小さなダメージと高い徹甲力
- 低い士気
解説
衝角が軍船に装備されたのはBC9世紀頃とされています。この武装によって海軍とその戦術は大きく変化し、船は単に兵士を乗せるだけの役割ではなく、それ自体が兵器として運動するようになりました。衝角は青銅製で、当初は牛の角のように鋭角に造られましたが、敵の船体に刺さって抜けなくなる事態が発生したため、先端が広がった扇のような形が主流となりました。敵船に体当たりして船殻に被害を及ぼすにはガレー船の速度や衝突角度が重要となり、より速く、より小回りが利く船が求められました。速度を上げるには多くの櫂を必要としますが、船内スペースには限界があり、船体を大きくすれば機動性が減少します。そのため漕ぎ手の腰掛けを延長し、一本の櫂を複数の人間で漕ぐことで解決を図りました。これらの船は高速で機動力があり、不測の事態にも対応することが可能でした。またいくつかの国は海戦の新兵器として火壺を使用しました。これは可燃油や硫黄、樹脂で満たされた素焼きの壺で、着火したのち敵船に放たれました。上手く命中すれば消火に非常に時間がかかるため、敵の戦闘能力を大きく削ぐことができました。
ケルト人の戦士が持つ戦斧には敵の鎧をも破壊してしまうほどの威力がありました。最も一般的な戦斧は片手用ですが、両手用もしばしば使われました。剣と比較して斧は安価に製作でき、骨にまで達する傷を楽々と与え、また鎖鎧の上からでも有効に攻撃を行えました。斧頭を利用して敵の盾を引っ掛けてバランスを崩したり、中には投擲も可能なようにバランスを調整した戦斧もありました。ただし剣のように敵の攻撃を受け止めることはできないため、防御は盾に頼ることになりました。斧と槌は剣よりも遥かに古い武器であり、ケルト人はこの道具に象徴的な意味を見出していました。特に斧は貴族の副葬品として使われることがあり、BC58~50年のガリア戦争においてガリア人が鋳造した戦勝を記念する貨幣にも斧が刻まれています。