ナイル暦

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解説

ナイル川の氾濫は古代エジプトで最も重要な自然現象でした。川の水が堤防を超えて氾濫(または洪水)が起きると農地を浸し、土壌に豊かな栄養分を与えたのです。エジプト人はこの氾濫を正確に予想するためにナイル暦を作製しました。暦は三つの季節に分けられ、一季は四ヶ月で、一月はおよそ30日になっていました。しかしこの暦では毎年一日ずつのずれが生じ、エジプト人もずれは認識していましたが様々な理由により誤差を訂正するまでには至りませんでした。このずれを解消するための閏年の導入はBC46年にカエサルが新しい暦を制定するのを待たねばなりませんでした。

有効化
建設物
利用可能な勢力