操船の制御
- +9% 全軍船の戦闘速度
- +8% 全軍船の衝角突撃ダメージ
解説
古代の海戦において、衝角突撃を行う軍船はその目的のために特に設計されて建造されました。衝角突撃は驚くほど難しい攻撃であり、指揮官は船の速度や進行方向、標的とする敵船との位置関係を把握し、瞬時に乗員に指示を発しなければなりませんでした。タイミングを図るために指揮官は船を適切な速度に保たねばならず、遅すぎても速すぎても攻撃は失敗します。遅ければ敵の回避が容易になりますし、早すぎるとこちらの船首が敵船の船体に食い込み、行動不能になる恐れがあったのです。また衝角突撃が不十分で敵船を破壊できなかった場合は必死に後退する必要があり、その間は無防備となってしまうために敵の攻撃をまともに受けねばならなくなってしまいます。そのために軍船は乗員の数を適正に保ち、戦場の状況を指揮官が把握するためにあらゆる努力を払いました。