シャベスタン

築造費 3,700
修復費 1,480
修復費(廃墟の場合) 2,960
  • 150 耕作からの利益(農業)
  • +4 1ターン毎の発展度
  • +4 1ターン毎の社会秩序(衛生)
建設物チェーン 【アルメニア, アルメニア(インペラトール・アウグストゥス), パルティア, パルティア(インペラトール・アウグストゥス)】
解説

採風塔には様々な形状がありますが、その目的は冷たい空気を外部から採り入れて建物内の気温を下げることです。一般的な形としては堅牢な高い塔であり、その上部には開口部があります。高い位置にある空気は地表に比べると気温が低く、採風塔から取り込まれた風は建物内部を循環して温度を下げ、温まると採風塔から再び戸外へ排出するようになっていました。中には開口が鎧戸になっており、雨や激しい風を防ぐことができるものも存在しました。さらに洗練された冷却設備として、カナート(地下水路)を利用するシャベスタンがあります。まず地表の暑い空気を取り入れ、それをカナートまで管を使って送り、水路の冷気によって温度を下げます。その冷たい空気を地下から建物に送ると、床から冷気が立ち上るという仕組みです。このシャベスタンは大人数が集まる会堂のような建物にしばしば使われました。現代の冷蔵庫に相当するものとして、BC4世紀からペルシアでヤクチャルという貯蔵庫が使われていました。これは床に水を湛えて採風塔を備えた円錐型の建造物で、真夏でも内部の気温は非常に低く、氷を貯蔵することすらできました。

築造要件
建設物
技術
有効化
建設物
守備隊
利用可能な勢力