外来動物の飼育場
築造費 | 1,200 |
修復費 | 480 |
修復費(廃墟の場合) | 960 |
- 70 地域の商業からの利益
- -2 食糧
解説
外来種の動物は狩りや鑑賞のために、そして毛皮の採取や食用とするために珍重されました。ラクダやゾウ、犬などを戦闘に利用する目的で輸入することもありましたが、それらの動物を実戦に投入するには適切な調教が必要であり、もし調教が終わっていない動物を使おうとしたなら役に立たないどころか味方に損害を与えかねませんでした。セレウコス朝の創建者であるセレウコス1世ニカトル(『勝利者』の意)はインドに侵攻し、マウリヤ朝のチャンドラグプタ王と和平協定を結びました。彼は見返りとして500頭のインドゾウを入手し、それ以降セレウコス朝の軍は戦象を度々戦場で使用しました。ローマでは闘技場での見世物の一つとして人間対猛獣、または猛獣対猛獣の戦いがあり、非常な人気を博しました。動物商人はアフリカのライオン、インドのトラなどの野生動物をローマに送り、法外な収益を得ていました。