アドベ職人
築造費 | 1,600 |
修復費 | 640 |
修復費(廃墟の場合) | 1,280 |
- 200 製造からの利益(工業)
- -2 1ターン毎の社会秩序(不衛生)
解説
アドベは用途が広く安価な建築資材として数千年もの間に渡って使われ続けました。アドベとは日干し煉瓦の一種で、砂と砂質粘土、そして藁などを混ぜて型枠で成形し、日光で乾燥させて作られました。製造が簡単なため、型枠さえあれば建設現場で生産することも可能でした。アドベには優れた特性があり、昼間は太陽の熱を吸収して夜になるとその熱を放射します。このためアドベで作られた建物は昼は涼しく、砂漠の凍てつく夜には暖かくなりました。アドビは日干しするのが一般的ですが、窯で焼成する場合もありました。その場合は建設現場に窯を作ってアドベを大量生産し、建設が終われば窯を取り崩しました。アドベは熱帯性気候の土地に適した建材であるため、現代でも中東やアフリカ、スペインなどで使用されています。