インド着甲戦象
募兵費 | 1,800 | |
維持費 | 230 | |
白兵戦攻撃 | 64 | |
武器ダメージ | 60 | |
突撃ボーナス | 44 | |
白兵戦防御 | 24 | |
防具 | 30 | |
耐久力 | 1,205 | |
基本士気 | 60 |
解説
戦象は、それだけで戦闘に勝利できる万能部隊ではありません。彼らの役割は敵の戦列に突入して崩壊させることであり、その後に敵を攻撃して敗走させる部隊が必要です。しばしば象は敵の散兵によって攻撃され、場合によっては暴走の原因になってしまうため、これらの脅威から象を守る随伴歩兵が必要となりました。もしも象使いが死亡したり、ストレスが限界を超えるなどして象が制御不能となると、この巨獣は敵味方構わず踏みつけて戦場から逃走しようとします。象使いはそのために小型の槌と鑿のような道具を携帯しており、緊急の場合にはゾウの急所を一撃して殺しました。ただしゾウの大きさは人間を恐怖させるには十分であり、上手く使うことができれば瞬く間に敵軍を蹴散らすことも可能でしょう。BC331年のガウガメラの戦いでは、ペルシア軍はインドの従属国から献上されたインドゾウを引き連れていましたが、この戦象がアレクサンドロスの軍に打撃を与えたという史料はなく、あるいは戦いに怯えて逃走したのかもしれません。アレクサンドロスはヒュダスペス川の戦いでもこのインドゾウと戦いましたが、「敵より味方に危険をもたらす」として彼が戦いの場でゾウを使うことは一度もありませんでした。