ペリオイコイ槍兵
募兵費 | 400 | |
維持費 | 90 | |
白兵戦攻撃 | 20 | |
武器ダメージ | 25 | |
対騎乗部隊ボーナス | 20 | |
突撃ボーナス | 20 | |
白兵戦防御 | 50 | |
防具 | 65 | |
耐久力 | 50 | |
基本士気 | 40 |
解説
ペリオイコイとは「周囲に住む者」を意味し、スパルタにおいて市民権を持たない自由民を指しました。スパルタ人はほぼ全ての男が兵士であったため、彼らは商工業といったスパルタの経済活動を担っていました。しかし彼らに兵役義務がなかったわけではなく、戦時には他のスパルタの民と同様に戦わなければなりませんでした。彼らはその名のとおりスパルタの町を囲む沿岸地域と山岳地に住み、耕作地で農業に従事する奴隷であるヘイロタイの居住地とスパルタとの緩衝地帯となっていました。ペリオイコイはスパルタの政治に参与できませんでしたが、ある程度の自治は認められており、移動や職業を選択する自由もありました。しかしスパルタ人の命令があれば彼らは武具一切を自弁して部隊を編成し、スパルタ軍の指揮下に入りました。年月が経過してスパルタ人の数が次第に減少していくと、遂にペリオイコイがスパルタ軍の多数を占めるような事態に至りました。