カナート

解説

カナートは地下を通る灌漑のための用水路であり、水源の山岳地から農地まで開通された地下トンネルに水が流されていました。蒸発が最低限に抑えられるため、乾燥した地方においては地上の水路に比べて安定した水量を供給できました。山麓に井戸を掘って地下水を探り当て、そこから水平のトンネルを人力で掘って延々と伸ばします。トンネルには間隔を置いて換気と維持管理のための縦穴が掘られました。水路の清掃はこの縦穴から縄で子供を降ろして行っていました。

研究要件
技術
有効化
建設物
技術
利用可能な勢力