ファランクスの教練

  • +7% 全近接歩兵部隊の走行速度
  • +5% 全部隊の白兵戦攻撃スキル
  • +5% 全部隊の白兵戦防御スキル
解説

ギリシアの重装歩兵であるホプリタイはBC8世紀からBC7世紀にかけて、都市国家間の戦争によって誕生したとされています。ペルシア戦役の頃には大部分のホプリタイはコリント式の青銅兜、そして青銅もしくはリネンの胸当てを着用していました。彼らの武器は片手で扱える剣、そして鉄の穂先が付いた槍であり、槍は青銅の石突きによってバランスを取りやすいよう工夫されていました。ホプリタイの名の由来はホプロンと呼ばれた円形の大盾で、彼らはファランクス(密集隊形)を組んで槍と盾を揃え、集団として戦うように訓練を受けていました。ファランクスを組む際はホプロンを左腕で支持するため、盾で自分の左半身と左隣の仲間の右半身を防護する形になります。この密集隊形は個々に襲ってくる蛮族に対して圧倒的な強さを誇り、ギリシアの勢力が伸長する原動力となりました。ギリシア人の市民は通常ホプリタイとして兵役を務め、それは彼らの義務であると同時に大きな栄誉を伴う権利であったのです。

研究要件
技術
有効化
建設物
技術
利用可能な勢力