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ドーリア様式
- 布告「商業の振興」 -3 奴隷による社会不穏
- 奴隷数の減少の緩和
- +3% 生活必需品の生産による利益
解説
古典建築においては、基本となる独立円柱と水平梁の構成様式によって五つの建築様式に大別することができます。そのうちトスカナ様式、コンポジット様式を除くドーリア様式、イオニア様式、コリント様式の三つは古代ギリシア世界で発展したものです。中でも最も古いのはドーリア様式で、BC8世紀頃からギリシア本土の西方で始まったと考えられています。円柱は短く、柱頭に鉢条装飾や柱基を持っていないのが特徴で、イオニア様式と比べると円柱には厚みがあり、より男性的な質実剛健さを感じさせます。アテネ市内に現存するヘファイストス神殿、また有名なパルテノン神殿がドーリア様式の代表的な建築物であり、今もその特徴をはっきりと確認することができます。