劇作

  • +10% 娯楽からの利益(文化)
  • +5 全勢力との外交
解説

演劇と劇作の文化はBC700年頃にアテナイにおいて始まったとされており、BC5世紀には全盛の時期を迎えました。とりわけ喜悦とワインの神であるディオニュソスを讃えるためのディオニュシア祭においては演劇が重要な祭事となりました。記録に残っている最古のギリシア演劇はBC532年にテスピスによって演じられた悲劇であり、やや時代が経過したBC487年には喜劇の形式が確立しました。上演する劇場の規模も次第に大きくなり、驚くような音響効果で知られるエピダウロスやデルフォイの劇場、そして古代で最も巨大なシラクサ劇場などが今に残されています。中には現代の劇場のような非常に凝った舞台装置を備えているものがあり、役者を宙吊りにするためのクレーンや、舞台の落とし戸からの出入りを可能にする乗降装置などがありました。ギリシア演劇では仮面が大きな役割を果たしていたことが特徴であり、役者は仮面を被ってそれぞれの役になり切っていました。主役級の役者は同じ登場人物をずっと演じ続けますが、脇役の場合は違う仮面を使い分けて複数の役を演じることが普通だったようです。

研究要件
技術
有効化
技術
利用可能な勢力