王の兵舎
築造費 | 2,700 |
修復費 | 1,080 |
修復費(廃墟の場合) | 2,160 |
- +1 地上軍の募兵可能数
- -6 食糧
解説
戦時になれば統治者は市民や住民を徴兵して装備を与え、速成の戦力として軍を編成しました。これは常備軍である職業兵や傭兵の数の不足を補うための軍であり、多くは貴族出身の司令官によって統率されていました。パルティアでは兵の召集は王によって行われ、王は各地の貴族に軍を引き連れ、指定された期日までに参集するよう命令しました。貴族は自分の領地に住む男たちを駆り集めて兵士に仕立て、ハンスパフ(徴集兵部隊)として配下に加えたのです。時代が経過すると職業兵と義務によって徴兵された住民の区別が曖昧になりました。彼らは義務ではなく金のために軍に参加したのです。従って彼らは統治者よりも報酬を約束する将軍の方に忠誠を誓うようになり、軍の私兵化が進行しました。