イリュリア徴集兵
募兵費 | 270 | |
維持費 | 80 | |
白兵戦攻撃 | 28 | |
武器ダメージ | 26 | |
対歩兵ボーナス | 2 | |
突撃ボーナス | 14 | |
白兵戦防御 | 37 | |
防具 | 45 | |
耐久力 | 45 | |
基本士気 | 40 |
アビリティ
長所と短所
- 平均的な攻撃
- 脆弱な防御
- 平均的なダメージと低い徹甲力
- 低い士気
解説
バルカン半島西部の沿岸地域に住む人々をギリシア人やローマ人はイリュリア人と呼びましたが、この地域に単一の国家や部族が存在したわけではありません。ギリシア人は鉄器時代から彼らと交易を行っていますが、イリュリアに住む人間は誰もがイリュリア人だったのです。彼らは小規模な勢力ながら近隣のギリシア諸国やマケドニアと戦うことがあり、決して単なる蛮族ではありませんでした。BC393年にはダルダニアの王バルデュリスはマケドニアを一時とはいえ征服しています。イリュリアの問題に終止符を打ったのはマケドニア王フィリッポス2世とアレクサンドロス大王ですが、大王の死後イリュリアは再び独立王国が勃興し、この王国は海賊を庇護したためアドリア海は海賊たちが跳梁する海となりました。その後のローマの支配によって彼ら海賊王国の繁栄も遂に終焉しました。