白兵襲撃船, 槍兵

募兵費 340
維持費 68
船体強度 875
船速 3
白兵戦攻撃 11
武器ダメージ 22
白兵戦防御 54
防具 45
耐久力 45
アビリティ
長所と短所
  • 平均的な強さの船体
  • 軽装備の搭乗員
  • 非常に高い船速
  • 低い衝角突撃能力
  • 平均的な接舷移乗能力
  • 平均的な防御の部隊
  • 小さなダメージと平均的な徹甲力
  • 脆弱な攻撃
  • 低い士気
解説

大部分のヨーロッパ北部の部族は海軍力を持ちませんでしたが、しかしそこには多くの有能な船乗りが存在していました。沿岸から川を伝って内陸に到るための革張りの小型船から、遠洋を航行する大型船を造るための造船技術が発達していたのです。船大工は船体に思い厚板を使い、木の骨格に嵌め合わせてしっかりと締め、大西洋の波にも耐えられるように作り上げていたのです。ユリウス・カエサルはウェネティ族(現在のブルターニュ半島に居住していました)と戦ったとき、彼らの造船技術の高さに目を見張りました。ウェネティ族の船は平底で浅瀬を渡れ、重いオーク材で製造されていたため荒れた外洋にも対応できたのです。この船はローマのガレー船と激しく戦い、衝角攻撃にさえ耐えました。カエサルは敵の船を次のように描写しています。「…横木は1フィートの幅の木材からなり、親指の太さほどの鉄釘が打たれていた。錨は縄ではなく鉄の鎖でつながれていた。」ローマ兵がその船に移乗すると、海上での接近戦に長けた恐るべき戦士たちを相手にしなければなりませんでした。

ダキア人の起源については現在でもよく分かっていません。彼らの居住地域はカルパティア山脈の周辺に集中していますが、隣接するトラキアの諸部族とは異なり、彼らは積極的に領域を拡大しようとはしませんでした。ダキアに馬は産出せず、その軍はほとんど全てが歩兵だったため、彼らは同盟を結んでいたサルマタイ人に騎兵を求めました。多くのダキア人は軽装歩兵として戦い、投槍と短剣、そして楕円形の盾を装備していました。しかしダキア軍の中で最も恐れられたのはファルクスと呼ばれる特殊な刀を持っていた兵士であり、彼らはその刀を使い、いとも簡単に敵の腕や首を切り落としました。ファルクスは刀身が鎌のように湾曲した両手用の武器で、熟練した戦士ならば人間の頭頂から心臓の位置まで真っ二つに切り裂くことが可能でした。ファルクスで頭や腕に重傷を負った兵士が続出したために、ローマ軍は鎧を改良せざるを得なかったほどです。AD101~106年のダキア戦争においてトラヤヌス帝はようやくダキア全土を平定し、戦役の情景がトラヤヌス記念柱に残されています。

募兵要件
建設物
利用可能な勢力